初詣のお賽銭にふさわしい金額と5円玉は縁起が良いのウソ

お賽銭には5円玉が良いとは
よく言われることですね。

でも、5円玉が
ご縁を引き寄せるという説は

実は意味が無いみたいなんです。

語呂合わせや縁起担ぎは
私も大好きですが

お賽銭に対しての
本来の意味や考え方をしっかり学んでみると

5円玉が良いご縁を
引き寄せるという世間の常識には

全然こだわる必要がないことが
よくわかりました。

Sponsored Link

お賽銭箱にはいくら入れたらいいの?


5円玉がご縁につながると
広く知られているものの・・・

語呂合わせやダジャレみたいのが
あまりにも多いと

ホントかなあ・・・と
思ったことありませんか?

5円玉2枚で
「重ね重ねご縁があるように」とか
10円玉1枚は「とおえん(遠縁)」とか・・・。

それはそれでキライじゃないというか
むしろ大好きですけど

ホントのところ、
どうしたら良いのでしょう?

お賽銭に適した金額は個人の状況で決まる

例えば私のような超貧乏人は
お賽銭に1000円札を入れたことはありません。

でも、ちょっと何かを我慢をすれば
出せないという金額でもありません。

私にとってお賽銭の千円はギリギリです。

それに対して大企業の社長さんなど
高額所得の人々にとっては

10万位ならいつでも出せる金額
なのかもしれません。

私が神様だったら
10万ありがたや~!って
思うところですが

世の神様から見てポイントが高いのは
貧乏な私がちょっと痛いながらも

今の自分にとって精いっぱいの金額を

「どうぞお収めください」
差し出すことなんだそうです。

お賽銭は決して
見返りを求めるものではなく

「お布施」のようなもの
考えるとわかりやすいですね。

しかし、くれぐれも
無理はしないほうが良いと思います。

お賽銭にしたあとで、後悔とかしちゃうと
何だか意味がなくなりそうです。

お賽銭はちょっと痛い金額が良い?

これまでをまとめると
お賽銭に適した金額とは
その時の自分にとって
出せる範囲での少し痛い金額

・・・ということになります。

お賽銭用にと5円玉を
取り置きする人もいるようですが

いつでも気軽に出せる金額を
お賽銭に使うのは

自分にとって
さほど必要でないものを

神様に与えていると
思われてしまうかもしれません。

それよりも出せる範囲の
ちょっぴり痛みを伴うくらいが

お賽銭に気持ちがこもるという事
なんですね。

でも、それだと
大企業の社長さんにとって

少し痛い金額っていくらなんだ?
という疑問が残りますが・・・(笑)

お賽銭は「お願い料」ではない

私もそうなのですが、
お賽銭に対しての考え方って

お願いをきいてもらう為の料金のような
イメージを持った人が多いと思います。

「お願い料」みたいな感じで・・・。

でも、お賽銭
日頃の感謝の気持ちを表すものなのです。

だから、まずは感謝をしてから、
そのあとでお願いごとがあったらする

というのがマナーです。

賽銭袋に住所と名前を書くのは何故?


お賽銭がお札の場合は
新札を用紙して白い封筒に入れ
住所と名前を書く
のが一般的です。

でも、住所と名前書くのって抵抗ないですか?
私はちょっぴりためらいが・・・。

私の場合、お札といっても
1000円以上はありえないし・・・。

名前を書くなんて
おこがましい(恥ずかしい?)気がします。

神様に自分の存在を知ってもらおう

神様はたくさんの人を相手にしているので
感謝するのもお願いごとをするのも

自分の存在をしっかりと
知ってもらったほうが良いのです。

本当は、普通に賽銭箱の前で
お参りををする時でも

心の中で神様に
自分の住所と名前を言ってからのほうが
良いとされています。

お賽銭の袋に住所と名前を
記載するのもそのような意味からなのです。

そもそもお札を封筒(賽銭袋)に入れる理由って?

最近はお札ばかりでなく
硬貨用のお賽銭ポチ袋もあるようです。

お賽銭は神様への
感謝の気持ちを表すお供えですから

本当は硬貨といえども
投げ入れるのはマナー違反なので

封筒に入れると自ずと
投げ入れる気持ちにはならないですね。

なぜお札は新札を用意したほうが良いの?

紙という素材は人の気持ちが
乗りやすいとされておりますので

すでに何人もの人の手を渡ったお札には
もう沢山の気持ちが入っているかもしれません。

だから新札を用意すれば
自分の気持ちが込めやすくなるのです。

新札を入れる封筒は
折らずに入れられる大きさにしましょう。

お賽銭はなぜ5円が良いと言われるの?


いつ頃からお賽銭に5円が良しとされたか
定かではありませんが

やはり「五円とご縁」という語呂合わせが
日本人に馴染んだようです。

それは5円札から始まった?

先ほども書きましたが紙には人の気持ちが
乗りやすいと言われています。

お札の素材は紙ですが、
紙は硬貨よりも人の気持ちが乗せやすい
言われております。

明治時代の5円はお札でした。

現在の2万円位の価値ということと
紙幣であることで気持ちを乗せやすいと
されていたのでしょう。

当時ちょっと(かなり?)痛い思いを
しつつも

「五円とご縁」の語呂合わせの
偉大なるチカラによって

お賽銭として推奨され
広まったと考えられます。

現在は貨幣価値も変わってしまい
お賽銭に5円が良いと言われていても

さすがに5円玉1枚を
チャリーンと入れるのは気が引けます。

それで、
色々と語呂合わせに従って

115円「良いご縁」とか
105円「十分なご縁」とか

このあたりで手を打とう・・・
みたいになった感じですよね。

何かご利益ありそうな気がしますよね。

Sponsored Link

語呂合わせで考えるお賽銭


巷で言われるお賽銭の語呂合わせに
意味が無いと分かっていても

縁起が良いとされている組み合わせは
知っておきたいし

縁起が悪いものは
やっぱり避けたいですよね。

縁起が良いお賽銭の組み合わせ

25円
「二重にご縁がありますように」

29円
「福がありますように」

30円
「調和の良いご縁がありますように」

35円
「再三のご縁がありますように」

41円
「始終よいご縁がありますように」

50円
「五重のご縁がありますように」

55円
「いつでもご縁がありますように」
午後にお供えすると尚良い

105円
「十分にご縁がありますように」

115円
「いいご縁がありますように」

125円
「十二分にご縁がありますように」

485円
「四方八方からご縁がありますように」

1万円
「万円」を逆から読むと「円満」と読め、、
「すべて円満におさまる」

縁起が悪いお賽銭の組み合わせ

500円玉
それ以上の効果(硬貨)がない

10円
「とおえん」つまり「遠縁」

65円
「ろくなご縁がない」

75円
「なんのご縁もない」

85円
「やはりご縁がない」

95円
「これでもご縁がない」

お賽銭の相場ってあるの?


お賽銭は心をこめることが大事
っていうのはわかったけれど

世間の相場ってあるのかな?
ってちょっと気になります。

お賽銭の平均って?

相場は特に気にすることもなく
神社の神主さんも「お気持ちでけっこうです」
と言ってるそうですが

全国の平均は大体100円前後ということです。
私も毎年そのくらいでした。

お賽銭に関しては人のことを
気にする必要はまったくないようですし

高額なら良いということもないようです。

株式でもあるまいし、
お賽銭に相場は関係ない

・・・ということで気にしなくてOK!

初詣で守りたい最低限の作法とは?


これまでは全く気にもしなかった
作法なのですが

NG行為と最低限の作法は
知っておきたいものですね。

神社の鳥居をくぐる時は一礼を

神社の鳥居は神様が居る場所と
私たちが住む世界の境界線なんですね。

神様に敬意を込めて一礼してから入り、
出る時も会釈をして出ます。

私はこれまで一度もこのような
一礼も会釈もしたことことはなく、
そのまんまズカズカ行ってました。

知らないという事は
怖いな・・・と思います。

身だしなみを整える

鳥居をくぐる前に身だしなみを
整えることが大事です。

帽子やマフラー、手袋を脱ぐのは
もちろんですが

本当はコートも脱いで
身だしなみを整えたほうがいいそうです。

さすがに初詣の時期は寒いし
混雑していますので

勝手ながらコートを脱ぐのは
勘弁してもらおうかと思いますが

最低限、帽子と手袋とマフラーは
外しましょう。

お賽銭を投げない

初詣の列の後ろのほうから
お賽銭を投げる人見たことありませんか?

誰かにぶつけて怪我でもさせたら
大変なことですし、

投げたりしてうまく賽銭箱に入るのか?
という不安もあります。

お賽銭は神様に感謝して
お供えする気持ちでそっと置きましょう。

日常生活の中でも、人にモノを渡す時に
投げたりしたら失礼ですよね。

それが神様に対してなら尚更です。

お参りの前に鈴を鳴らす


私は鈴を鳴らすのって
何だか目立って恥ずかしいです。

でも、鈴を鳴らすことには
大切な意味があるんですね。

神様に参拝に来たことを知らせたり
鈴の音で「けがれ」を祓い清める
ことになるそうです。

今度から勇気を持って
鳴らしてみよう!

子どもなら喜んでやってくれそうです。

礼拝の作法は、二礼、二拍手、一礼

私はいつも礼拝の時はあわててしまって

お賽銭を入れたら
とにかく2回手を打ってお願いをして
そのまま終わっていましたが

そのあとも一礼をするのが作法です。

今度からは2、2、1と覚えて
実行しようと思います。

おじぎの角度とか、
より良い作法はあるようですが

とりあえず、まずは
二礼、二拍手、一礼を
実行することから始めてみませんか?

まとめ

初詣はあまり難しく考えずに
気楽に行って良いと思います。

作法と言われるものも沢山ありますが
意外にも神社側では

絶対にこうでなければならないと
言っているものでもありません。

お賽銭もお気持ちで結構ですと
言っているところがほとんどです。

5円玉推奨説も、
ちょっとだけ痛い金額が良いと言うのも

いつ誰が考えたのかはよくわかりません。

確かなのは、初詣はお願いだけでなく、
まずは神様に感謝をしに行くという事です。

お賽銭は見守っていただいたことへの
感謝の気持ちなのです。

その人のお願いにもよりますが
大病克服や恋愛成就のお礼なら

5円とかじゃやっぱり
ちょっと少ないかも・・・と思ったりしています。

Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする