母の日の「何もいらない」は本心か遠慮か?その対応について

私も母の日には、義母にも実母にも
「何もいらないよ、気使わなくていいから」
・・・と言われてました。

若いうちはそれでも無いチエを絞りまくって
あれこれ考えて贈っていましたが

自分が母になってからは、娘に
「何もいらないからね、貯金しときな」

なんて、言っちゃってます。

言葉を額面どおりに受け止めるか
それとも深読みしてみるか・・・

正解も間違いもない答えを探すのって
なかなか悩ましいでものですね。

世の母を代表する気持ちで
考えてみました。

そういえば私はお手伝い券って
一度ももらったことがないんです。

あこがれのお手伝い券
息子か孫に期待します。

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「何もいらない」に隠された母のホンネ


私の言う「何もいらない」は
神に誓って本心です。

迷惑とかではなく、気持ちとしては
遠慮に少し近いかもしれませんが。

もらえたら何でも嬉しいけど
無理だけはしないで・・・みたいな。

多分私の母も夫の母も本心からの
「何もいらない」だったと思います。

今思えば若いころ私は自分の母に
カーディガンやエプロン、日傘などを
贈っていたのですが

それを母が実際に使っているのを
一度も見たことがありませんでした。

そして、それから数十年が過ぎ、
母と同居するようになってから

「コレ、前にアンタからもらったんだけど使う?」
とか言って出してきたのは

あの日の日傘とエプロンでした。

使う機会がなかったのか
お気に召さなかったのか
大切なあまり大事にとっておいたのか

理由はあえて聞きませんでしたが
ちょっと残念な気がしたのも事実。

その日傘もエプロンも私が使い倒しました。
それはそれでヨカッタですが(笑)

 
同じく何もいらない派の義母には
母の日の定番のカーネーションの鉢植えを
何度か贈ったのですが

田舎の広い花畑には
私が見たこともないようなキレイな花が

場所を取り合うように咲き乱れておりました。

今更カーネーションでもないか・・・
と想ってそれからやめました。

私が見当ちがいのモノを贈っていたので
二人ともホンネで「何もいらないから」という

遠慮とも受け取れるような言葉で
やんわりと実は拒絶していたのかもしれません。

今になってそんなことが分かってきました。

このように、本心だけど遠慮が混ざった
「何もいらないから」という言葉と

本気でストップをかけている
「何もいらないから」が存在します。

まあ、後者はめったに無いかなと思います。
私がダメ過ぎただけで(笑)

母の日はお返しの心配をさせない

私の母はいつも
プレゼントには必ずお返しをくれました。

それが申し訳なくて
だんだんやめる方向へとなったのですが

もう少しよく考えて
お返しの心配をさせないような
感謝の表し方をすれば良かったと思います。

・近所で買った母の好きなお菓子を一緒に食べる

・母が好きな果物を買って一緒に食べる

・回るお寿司屋さんに一緒に行く

これならお返しの心配ないでしょう!

お供えを兼ねた花束

母と同居してからは
父と兄が眠っている仏壇に供えるために

赤くない色のカーネーションを
数本買うことにしています。

最近は淡いグリーンや紫など
変わった色のカーネーションが沢山あって
選ぶのも楽しいです。

一緒にカスミ草を少し添えるだけで
ぐっとプレゼントっぽくなるのです。

しかも、母の日当日だと近所の花屋さんでは
カーネーションが割引になっているので

「半額だった~!」と言って差し出すと
更に母も喜びます(笑)

これは相手が同居してる実母だから
出来ることかもしれませんが

母への感謝とお供えも兼ねており
母も気軽に受け取ってくれるので
当分はこれでいこうと決めてます。

趣味に合わせて選ぶ

一方、夫の母は手先がとても器用で
手芸や折り紙など、
いつも手を動かしています。

義母には毎年連休に遊びに行くときに
キレイな和紙や千代紙、端切れなどを
持参することにしました。

花がいっぱいの広い庭を持つ義母には
カーネーションよりもこちらのほうが
ずっと嬉しかったようです。

以後、ずっとこのパターンを継続中。

たまに作品をわけてくれたりして
喜んでもらっちゃいます。

母の日プレゼントって、
こんなふうに相手の趣味に合わせちゃうと
さりげなくて気を使わせないようです。

改まった感がないのがいいのでしょう。

母の日に絵手紙やグリーティングカード

母の日カード、もらったことないですが
絵手紙なんてステキですね。

私は絵心がまったくないので
ダメだこりゃと思っていましたが

息子が小学校の時に授業で作ってきて
意外と味があって良かったんです。

モチロン、私に似た息子にも
絵心もセンスのカケラもないはずなのに

それでも何だかあったかい気持ちに
してくれるのが絵手紙です。

既製品のグリーティングカードでも
自筆でひとこと書き加えるだけで
思いが伝わることでしょう。

手書きのカードが郵便で届いたほうが
嬉しさ倍増だと思いますが

LINEのグリーティングカードでも
特別感が出せていいですね。

LINEの公式アプリもあるので
今どきはコレもありだと思います。

高額なプレゼントを年に1回だけ送って
あとは梨のつぶてになるくらいなら

こころを読み取れるカードのほうが
母は嬉しいと思いますし
お返しの心配もないですね。

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