大掃除はいつから始めたらいいのかな・・・?
私は12月になってそろそろと思っているうちに、気が付いたらもう年末になってしまって
結局全部終わらないまま新年を迎えて、お正月になっても大掃除をしているというのが毎年のパターンです。
何とかスッキリと新年を迎えたいので、お掃除会社で働いていた友人にアドバイスをもらいました。
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大掃除はいつから始めていつまでに終われば良い?
大掃除をあまり早く始めると、年末までにまた汚れてしまうのではないかと不安になりますが、あまり遅いと例年の私のようにやり残してしまいます。
大掃除は当日だけではなくて、その前の準備段階からもう始まっていくのですね。
また、昔から伝わる大掃除の習わしを参考にすると始める日と終わる日が明確になって良いと思います。
年末のゴミの収集日をチェックしておく
12月に入ったら、ゴミの種類別に収集日を確認しておきましょう。ここからもう大掃除は始まっています。
特に燃えないゴミ、草木の枝葉、雑紙などは収集日が毎週ではない自治体がほとんどで、うっかりしていると気が付いた時には今年の収集日は終わっていたなんて悲しい事になりかねません。
遅くても12月の半ばまでにはゴミの種類ごとに整理してまとめておき、最後の収集日を逃さないようにしましょう。
昔からの大掃除の習わしを参考にする
現代の大掃除につながる習慣は江戸時代からで、「すす払いの日」として始まる12月13日から12月28日までに終わらせるのが習わしでした。
今では「すす払い」も寺院や神社などでの年中行事でしか見る事も無くなりましたが、昔の家屋では照明に油脂やろうそくを使い、暖房に囲炉裏や暖炉を使っていたことから「すす払い」は生活に欠かせない事だったのです。
また、江戸時代の習わしでは大掃除を12月29日と31日、1月1日にしてはいけないといわれていました。
大掃除を28日までに終わらせるという理由もここにあり、29日は9(苦)が付く日で縁起が悪く、12月31日に大掃除をして正月飾りを飾れば「一夜飾り」となってしまうからです。(つまり30日の大掃除はOK?)
1月1日の大掃除がダメな理由は「元旦に大掃除をすると福が逃げる」といわれるためで、私は毎年福を逃がしていたようです。
忙しい現代人が昔の風習に倣うのは難しいですが、新年を迎えるにあたり縁起を気にして大掃除のスケジュールを組むのは悪くないと思います。
大掃除はどこから順番にやる?
大掃除の順番は、汚れのひどい場所から始めていくのが鉄則です。最後に残してしまうと疲れた頃に一番大変な所をすることになってしまいます。
そうなると私の場合はもう明日にしよう・・・と先延ばしにそうなので、ここはしっかり守りたいです。
まずは油汚れのキッチンやカビが心配なバスルームなどの水回りから始めていくのが一般的でしょう。
② バスルーム
③ 洗面所
④ トイレ
⑤ リビング
⑥ 和室
⑦ 玄関
大体この順番でやって、最後に家の顔と言われる玄関で終了。達成感があります。
大掃除を時短するためのコツや手順
大掃除のコツや手順をしっかりと把握しておくことは、合理的に大掃除を終える為に非常に重要です。
1年間掃除していない箇所なども掃除しなければいけないので、闇雲にやってしまっては何時間あっても終わらなくなってしまいます。
掃除のコツや手順を実践することで、気持ちよく新年を迎えたいものですね。
家の中の整理をする
まずは大掃除の前日や前々日などに「家の中の整理」を行いましょう。
家の中の整理とは、日常で使う「余計なモノ」を整理しておくということです。
大掃除を始めると掃除心に火が付いて、細かい場所にどんどん手を出してしまってキリがなくなるのも大掃除あるあるです。
事前にすべてのモノを定位置にしまっておくことが出来れば、当日は大掃除だけに集中すことができるのでやりやすいですね。
余計な作業が必要なくなるので確かに効率的です。
不用品の処分をする
大掃除の前日までに目に付く不用品だけでも処分しておきましょう。年末はゴミの日のチェックも大事です。
少人数の家庭ではさほど多くの不用品が出るわけではありませんが、家族が多い家庭(特に子どものいる家庭)では、かなり多くの不用品が一気に出てしまうものです。
不用品の処分量が多すぎると、置き場所が必要なうえにせっかく大掃除が終わった後も「終わった感」を味わうこともできません。
ゴミの種類によっては回収日が少ないものがありますので、早めにゴミの日をチェックして翌年にゴミを持ち越さないようにしたいものです。
掃除をする場所を決める
大掃除を行う場所を決めておくのもとても重要なポイントです。
台所周りや窓ガラス、トイレ、洗面所、各部屋の照明、テレビ周り、カーテン、ソファー周辺、玄関などなど、掃除を行うべき場所はとても多いものです。
当日になってから掃除を行う場所を決めていては時間の無駄になってしまいますから、実施場所はあらかじめ決めておきましょう。
また、家族全員で大掃除を行えるのであれば、掃除の担当を決めたり、掃除する道具を説明(掃除の仕方の説明)しておくということも重要なポイントです。
高い場所から汚れを落とす
まずは天井や照明器具、カーテンレールや棚の上など、高い場所から掃除していきます。
ほこりや軽いゴミは下に落ちるので、先にハタキなどでほこりを落としてしまいましょう。
先に床掃除をしてしまうと二度手間になってしまうので、上を先にやってそのあとで下を掃除するというのがポイントです。
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忙しくて大掃除が出来なくても最低限したほうが良い場所
共働きの家庭や会社での仕事が忙しい人などは、なかなか大掃除の時間を確保できないものです。
しかし、そんな人でも「最低限の大掃除」はして新年をむかえたいですね。
最低限すべき掃除場所としては、以下の場所が挙げられます。
・トイレ
・洗面所
・各部屋の照明
・玄関
特に金属製の物、例えば蛇口やキッチンのステンレス部分などを磨いて光らるだけでキレイになった印象になります。
洗面所の鏡をピカピカにするのも気持ちが良いです。
また、照明のホコリを落とすだけで部屋が明るく感じたり、玄関は軽い掃除で済ませても花を一輪飾るだけで新年を迎える気持ちになれそうです。
小見出し:掃除を行わなくても良い場所
忙しくて大掃除の時間をそれほど取れないという人は、以下の場所の掃除を省いてみましょう。
・浴室
・カーテン
・テレビ周り
・窓ガラス
これらの場所も理想は大掃除の際に行いたいものですが、日常でも十分に掃除が可能な場所なので、年が明けてから余裕がある時に行っても良いと言えるでしょう。
大掃除に必要な道具を揃えよう
無計画に大掃除を始めるのはかなり無謀です。前もって必要な道具を揃えておくのは大掃除の基本ですね。
大掃除の途中で足りない物に気が付くと、イッキにやる気が削がれてしまって「今日はやめよう・・・」ということになりかねません。
大掃除に使う一般的な道具
・洗剤
・スポンジ
・メラミンスポンジ
・重曹
・新聞紙
・ガムテープ
・ビニールひも
・ほうきやブラシ
これらの物を事前に用意しておくと、当日はスムーズに掃除を進めていけることでしょう
大掃除に便利な身近な道具
・使い古しの歯ブラシ
トイレや浴室、細かい部分に役立つ
・古い布
ゴミや髪の毛がついた雑巾を洗うのが苦手な私はいつも夫や息子の古い肌着を雑巾代わりに使います。
使い捨てが出来て、窓ガラスや床のワックスがけなど何にでも使えるの重宝です。
・使わなくなった箸、割りばし
古くなって使わなくなった箸や割りばしは、先端に布などを巻いて隙間を掃除するときに使えます。
・竹串、爪楊枝、綿棒
フローリングの溝などの狭い隙間などのとても細かい場所を掃除する時に役立ちます。
大掃除の身じたく
・マスク
ホコリやカビ、洗剤成分などの吸い込み防止のために必須
・軍手
外回りの掃除などで汚れから手を守る。はめたままブラインドなどの掃除にも使える。
・エプロン
服を水や汚れから守り、ポケットが便利
・ゴム手袋
洗剤や冷水から手荒れを防ぐためには必要
まとめ
・大掃除は12月に入ったら、ゴミの日などをチェックして計画を立てると良い。また、古くからの大掃除の習わしを参考にするのも縁起を担ぐ意味でもよい。
・「家の中の整理」「不用品の処分」「掃除場所を決める」「当日の大掃除の手順」などを事前に行っておくことで、当日の大掃除を合理的に行える。
・大掃除で必要な道具をあらかじめ用意しておくことも大掃除を効率的に行うためには必要
・忙しくて大掃除ができないという人も「キッチン周り」や「トイレ」「洗面所」「各部屋の照明」「玄関」くらいはしてほうが良い。
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