カラスの巣を自分で撤去する方法と業者依頼の相場について

新緑が眩しいこの季節、
我が家の庭木にカラスが巣を作り始めました。

数年前にも一度巣を作られた時に、
多少の威嚇は我慢して見守ろうと思ったのですが・・・

そう甘いもんじゃありません。

我が家の人間だけでなく、
隣近所の人に対しても威嚇どころか
攻撃していくようになり

結局は業者の手を借りて
撤去することになってしまいました。
 
この時の苦い経験から、少しでも
お役に立てる情報を提供できればと思います。

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カラスの巣を自分で撤去する方法

カラスが卵を産む前に限り、自分で撤去は可能です。

カラスは野鳥ですので、自分で駆除する事は法律で禁じられています。

まだひなになっていなくても、卵があるだけで
鳥獣保護の法律に触れてしまうので注意が必要なのです。
 

もしも、卵やひなが居る場合は、

許可を得ることさえ出来れば
自分でも撤去は可能ということになりますね。
(でも、カラスが凶暴なので危険です)
 

我が家では、カラスに巣を作られるのは
なんと今回で3回目になりますが、

2回目と3回目は自分で撤去しました。

自分でやった方法を反省もこめて書きます。

自分で巣を壊す

2回目は、まだ作り始めの段階でしたので
夫が物干し竿で突っついて壊して撤去しましたが

カラスはとても頭が良くて、
顔を識別出来ると言われています。
 

夫が玄関から外に出ると、
カラスが鳴きながら仲間を呼び寄せて

けたたましく頭上を飛んで
後をついてくるようになりました。
 

彼らには縄張りがあるので、
一定の場所を越えると諦めますが

3年もの間、この状態が続いて
外出のたびにうるさくて参りました。
   

カラスの繁殖期は、4月上旬から7月上旬と言われ
せっかく巣を撤去しても、またすぐに
近くの木に作られてしまうこともあるのです。
 

我が家の場合は、諦めて他へ行ったようですが、
この時にすぐに木を伐採するか、
剪定するなどの措置を取ればよかったと思います。
 

カラスは高い木を好み、
更に茂った枝で巣が隠れるようになっていると

更に気に入るようですので、
日頃からカラスに気に入られないように
手入れをしておくことが一番の予防です。

カラスの巣の撤去は夜に決行

3回目は、辛うじて卵を産む前ではありましたが、
巣がほとんど完成されている状態でした。

2回目は手をくだした夫が
数年間追われ続けたという経験を踏まえ、
 

巣の撤去は昼間ではなく、
夜に決行することにしました。

夜ならカラスに顔を憶えられることもなく、
威嚇されることもないからです。 

カラスの巣を自分で撤去のための道具

・ヘルメット
・懐中電灯
・防塵マスク
・軍手
・安全メガネ

以上5点は必需品です。
ヘルメットと懐中電灯以外は
100均のダイソーで買えますよ!

我が家は1回目に駆除した時に
用意しなくて大失敗でした。

カラスの巣を突くと、ものすごい量の
小枝、ワラ、針金ハンガーなどが
バラバラと落ちてきます。

頭からゴミを丸かぶりすることになるのです。

そのほかに、脚立(梯子)、
枝が茂っていれば、枝切りバサミも
必要になります。
 

自分で撤去はそれなりの覚悟が必要


ただ、真っ暗な中での作業は
想像以上に大変なものでした。
 

私が下から懐中電灯で照らし、
夫が梯子に上って作業しますが

無事に撤去するまでに
3時間もかかってしまい首が疲れました。
 

カラスが巣を作るに適した木は
枝葉が茂っていて、
巣が相当高い所にある為見えずらいのです。
 
先ずは物干し竿で巣を突いて落とす為に
高枝切バサミを使って枝を切り払います。

(高枝切りバサミはホームセンターで5,000円位)

やっと、物干し竿で巣を
突くことが出来るようになっても

がっちり土台を
ハンガーが固めてあるのでなかなか壊れません。
 

いったい何処からこんなに集めたのかと思うほど、
沢山のハンガーが使ってあったのは驚きでした。
       

枯葉などを集めた巣の真ん中は、
ビニールのひもをほぐして

ふわふわな綿のような状態になっており、
親の愛を感じました。
 
夜間の撤去作業は過酷でしたが
顔を見られることもなく

その後攻撃も受けていないので
とりあえず成功だったかなと思っています。

ただ翌朝、あったはずの巣の場所で
呆然と立ちつくす2羽のカラスの姿が・・・。

後味の悪さはこの上ないです。

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カラスの巣の撤去を業者に頼むと費用の相場は?

今回は巣を自分で撤去しましたが、数年前はカラスが
かなり凶暴になっていた為、専門業者に依頼しました。
 
この時の費用は、15,000円(税込)でした。

地域によって、相場は違うようですが

最低料金で10,000円~最高料金で40,000円
の範囲内となっています。

  

ハシゴだけで届く場所であるか、
高所作業車が必要なのか
またそれが簡単に入れる場所であるか・・・などなど

つまりは、カラスの巣を撤去するにあたっての難易度によって
金額が決まっていくのです。

木の枝の剪定が必要であるか、巣に卵やひなの存在があれば
カラスの凶暴度も上がっていくでしょう。

中には単純に
1件いくらと料金を定めている業者もありますので、

事前にきちんと料金を確認して依頼すると
トラブルを防ぐことが出来ます。

業者によっては、2年~5年の再発保障
付けている所もありますので、

単純に料金の安さだけではなく
中身の充実も決め手の一つとして考えましょう。
  

とにかく、カラスが巣を作り始めたら
卵を産む前に早く撤去
することが大事です。
 
自分でやるのはもちろん、
業者に頼むとしても、この段階で頼めば、
料金が最低ラインで済ませられそうです。       
 

カラスに巣を作らせないためにすること

やっぱり庭を持つ人間の責任として
最初から巣を作らせないようにするのが一番です!
 

早急に植木屋さんに、
木の伐採と剪定を頼むことにします。
 

木の剪定だけでは不十分

実は植木屋さんに頼んで
木の剪定をしてもらったのにも関わらず
翌年、またしてもカラスが巣を作りました。

根本からの伐採をしないで、
上のほうを切り落としたことで

木がかなり短くなったので大丈夫と思ったら
甘かったようです。

切っても4メートル以上の木だったので
もっと思い切って切るか

いっそのこと、根っこから
伐採するほうが確実なようです。

どんだけウチの木は気に入られているのか

カラスの巣の対策グッズを使う

ホームセンターへ行くと
色々な対策グッズが売っています。

201805091058000

我が家ではこの
“さらばカラスくん”を使ってみました。

確かに警戒して一応の効果は感じましたが
少しすると賢いカラスは慣れてしまいます。

ほかのグッズを試したら
またここで紹介しますね
 

まとめ

   
巣を作られてしまったら、卵を産む前に撤去しましょう!
 
業者に頼むと費用がかかりますが安心です。

日頃から庭木の枝の剪定や伐採をまめにして
カラスが巣を作りたいと思わない環境にしておきましょう。
 
           

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