円山動物園、新ゾウ舎オープンで12年ぶりにゾウが一般公開!

札幌円山動物園の新施設「ゾウ舎」が
3月12日(火曜日)にオープンしました!

平日の午前中にもかかわらず、
ゾウをひと目見ようと家族連れでにぎわって

ゾウ舎の前に約400人が列を作ったのも
無理もありません。

ゾウの公開は2007年に花子が亡くなって以来
実に12年ぶりなんだそうです。

円山動物園にとって
久々の嬉しいュースになりました。

※(上写真は円山動物園公式ページより引用)

Sponsored Link

  

4頭のゾウはこんな子たち

4頭のアジアゾウは昨年11月に
ミャンマーから
はるばる寒い札幌へ来てくれました。

暖かいミャンマーから来て大丈夫かなと
みんなが心配しましたが

今ではすかり環境に馴染み
集まった大勢の観客にも驚くことなく

公開初日から
愛らしい姿を存分に見せてくれました。

4頭のゾウの名前

一般から募集した投票で候補を絞り
来園者の投票で決まりました。
 

・パール (メス、15歳)
ミャンマー名:パールモー
意味:「真珠の雨」
 

・シュティン(メス、27歳)
ミャンマー名:シュティンヌ
意味:「しとやかな」
 

・ニャイン(メス、5歳)
ミャンマー名:シュティンヌ
意味:温和
 

・シーシュ(オス、10歳)
ミャンマー名:シー シュエ ティ
意味:金(ゴールド)

4頭とも、元々のミャンマーでの名前が
短くなっていますが

どれも愛されて付けてもらった
ステキ名前ですね!

※シュティンとニャインは親子です。

なぜオス1頭、メス3頭なのか?

ワシントン条約により
ゾウの国際取引が厳しく規制されています。

新たにゾウを飼う場合は繁殖を目的に
飼育することが義務づけられているのです。
        

ゾウはとても繊細で、
オスと1対1ではメスは怖くて
身体のリズムがくずれてしまう程なんです

だからメス3頭、オス1頭はバランスが
ちょうど良いのですね。

普段オスとメスは一緒に生活しないそうで
繁殖期に

さらに、ゾウは本来は
群れで生活する習性があるので

狭い敷地内で少数で飼育されることは
ストレスになってしまいます。
 

これまでの国内の動物園のゾウは
飼いやすさ優先でメスばかりを単体で
飼うことが多かったようです。

円山動物園の今回の試みは
国内の動物園に先駆けとして
特に注目されることになるでしょう。

新ゾウ舎は世界最新鋭


※写真は円山動物園公式ページより引用

新ゾウ舎は全てがスゴイです。

広さがスゴイ

総工費は約30億円と言われており
地下1階、地上2階建て。

室内飼育場と屋外飼育場に分かれていて

その広さは室内約3400㎡、屋外約3000㎡
と言われてもピンと来ないですが。

設備が充実

寒さがとても心配でしたが、
新ゾウ舎は常に20℃~24℃に
保たれているそうで安心です。

動物園におとずれる側にとって
何よりも嬉しいと思うのは

動物たちが生き生きとした本来の姿で
生活する姿を見られることです。

・泳ぐ姿が見られるプール

※写真は円山動物園公式ページより引用

水深3メートルのプールが室内にあるので
ホッキョクグマのように
泳ぐ姿が見られるはうれしいです。

・砂を好むゾウのために床材が砂


※写真は円山動物園公式ページより引用

砂を浴びる習慣のあるゾウだから
床がコンクリートじゃなくて良かった!

いつの日か、すべての動物園のすべての動物たちが
コンクリートではない床で寝る姿が見たいです。

 

Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする