みかんは当たり外れがある果物ですが、何となくで選んじゃいますよね。
私は選ぶのが下手なので、食べる時はいつも祈る気持ちです。
でも、美味しいみかんを選ぶのって思ったよりも簡単だってことが分かりましたので、見分け方のポイントをいくつか紹介します。
全部覚えなくても、覚えやすいことを実践してもらえたらと思います。
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甘くて美味しいみかんの見分け方
見栄えが良い綺麗なみかんはいかにも美味しそうですが、人間と同じでみかんも単純な見た目だけで選ぶと失敗します。
選ぶポイントは10個紹介しますが、自分が判断しやすいコトだけ押さえておけば良いと思います。
みかんの皮の色で選ぶ
みかんは色の濃さである程度甘さや美味しさを判断することができます。
甘くて美味しいみかんほど「オレンジ色」になり、薄い味のみかんほど「黄色っぽい色」になります。
これは、しっかりと熟成するとカロチノイドという色素の成分が生成されるため、オレンジ色のものは甘さや美味しさが高くなるのです。
ただし、品種によって(早生みかんなど)は黄色っぽい出逢っても十分な甘さや美味しさを味わえるものもあります。
みかんの大きさを見る
大きいものより小ぶりなみかんのほうが甘いと言われています。みかんが大きいと水分も多くなってしまうので味が薄くなってしまうのです。
みかんの形を見る
みかんを横から見て平らな形をしているみかんは比較的美味しいと言われています。
もともと丸い形で成長していくのですが、完熟に近づくにつれて平べったい形になる為です。
みかんの皮の表面を見る
みかんもお肌(皮)がすべすべできめ細かいものが美味しいんですね。
皮の表面がぼこぼこしていたりきめの粗いものよりも、なめらかでつやつやのみかんを選びましょう。
みかんの重さで選ぶ
糖分が多いみかんは重くなるので、手に持ってみてずっしりと重さを感じるものが甘くて美味しいです。
スーパーでは売り場で実際に手に取るのは難しいこともありますが、市場だと店の人と会話しながら「そのみかんずっしり重いですか?」なんて質問しながら触らせてもらえたらラッキーですよね。
触れなくても訊けばお店の人が教えてくれそうです。
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みかんの皮と実の間のスキマをチェック
皮と実の間にスキマがあるみかんって結構ありますが、気にもせずに買っていました。
スキマのないみかんのほうが水分が多く、ジューシーで美味しいことがわかりました。
みかんのヘタの色を見る
ヘタの色というと、緑というイメージがありますよね。しかし、ヘタが緑ということはまだ完熟していないということを意味します。
熟していく過程で、ヘタが緑→黄色→オレンジと変わっていきますので、ヘタが黄色やオレンジになっているみかんを選ぶようにしましょう。
みかんのヘタの軸を見る
みかんのヘタをよく見てみると、中心に軸があることがわかります。
この軸がより細い方が甘くて美味しいみかんだと言われいます。
これは、軸が太いと多くの水分がみかんに送られてしまうため、水っぽく糖度が下がってしまうからです。
軸が細いと送られる水分が少ないので、糖度の高いみかんに育ちやすいのです。
みかんの油胞の大きさで選ぶ
みかんをよく見ると、オレンジ色のブツブツがありますよね。あのブツブツは、「油胞」と呼ばれていて、この油胞が小さいほど甘くて美味しいみかんだと判断できるのです。
これは、みかんが成長する過程で細胞分裂が活発に行われるからだと考えられています。
みかんを美味しく長持ちさせる保存法
みかんを保存するには、どこにどのように保管するにしても忘れてはならないのがヘタの部分を下にするということです。
この1点をを守るだけで、みかんが傷むスピードをかなり遅らせることが出来ます。
これからいくつか保存のポイントを書きますが、まず「ヘタの部分を下にする」を基本事項と考えてくださいね。
みかんを常温で保存する場合
みかんの保存に適した温度は5℃~15℃くらいですので、冬場でしたら常温保存が可能です。
スーパーなどで買って来たら、まず袋やネットから出して網かごなどに新聞紙やペーパータオルなどを敷いてからみかんを置きましょう。
通気性のよい、暖房を入れない低温の場所で保存をすれば、2週間~4週間ほどは保存が可能です。
そして、ヘタの部分は下にすることを忘れずに!
みかんを箱買いした場合は、箱をひっくり返して底から開けると重さでつぶれたみかんを取り出しやすくなります。一度中身を取り出して潰れているものや傷んでいるものを取り除きましょう。
カビの原因にもなりますし、他のみかんにも連鎖してしまいますのでさっさと食べちゃうのが良いですね。
個人的な記憶ですが、箱買いした時に傷んでいるみかんって甘いみかんが多かったような気がします。
ただ、すでにカビが生えているみかんを食べるのは危険です。皮だけのカビに見えても果肉にもカビの胞子に侵されているかもしれません。
箱買いしたみかんを保存する時は、段ボール箱のフタは閉めずに、みかんの上には新聞紙を1枚のせて通気性を守りましょう。
みかんを冷蔵保存する場合
近年の住宅事情で冬でも家中が温かい場合や、冷たいみかんが食べたいなどの理由からみかんを冷蔵庫で保存することもありますが
冷蔵庫で保存する場合は乾燥を防ぐための対策が必要です。
面倒ですが、ひとつひとつ新聞紙やキッチンペーパーなどに包んでからポリ袋に入れて野菜室で保管します。
この時も、ヘタの部分は下にしてくださいね。
冷蔵庫に保存する場合は、あまり長期になると甘みが抜けてしまいます。2週間くらいで食べきるようにしましょう。
まとめ
美味しいみかんを見分ける時のチェックポイント
・色の濃いみかん
・大きさは小ぶりのみかん
・皮の表面がなめらかなみかん
・手に持ってずっしりと重いみかん
・皮と実の間にスキマの無いみかん
・平らな形のみかん
・ヘタの色が黄色かオレンジのみかん
・ヘタの軸の細いみかん
・油胞の小さいみかん
みかんを保存する時は必ずヘタの部分を下にする
・通気性が良く低温の場所であれば、2週間~4週間ほどは保存が可能
・箱買いした時は傷んでいるものは取り除く
・冷蔵保存する時は乾燥対策をする
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