ランドセル選びの失敗例から学ぶ後悔しない考え方とは

わが子の小学校入学は
一家の一大イベントです。

ランドセルの購入時期も
昔と違って今はどんどん早くなり
購入のタイミングも難しいですね。

私も二人の子供それぞれに対し
もっと時間をかけて決めれば良かったと
あとから後悔していました。

孫が来年小学校に入学するので
自分の反省を思い出しながら

ほかの人の失敗談も参考にして
ランドセル選びに活かしたいと思います。

だってきっと、
お金を出すのは私なんだし・・・・。
   

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ランドセル選びの失敗例

小学生の保護者の半数以上が
購入したランドセルに対して
何らかの後悔をしているということです。

主な失敗例をまとめてみました。

色、デザインでの失敗

ピンク、水色、ラベンダーなどの薄い色
 
息子が入学した頃、「水色はオンナの色」
と彼が言い放つほど

女の子の持ち物が水色だらけのことが
ありました。

服装も自転車も水色が大流行で
ランドセルも水色の子がいっぱいです。

2、3年生になったころには
表面の地模様に汚れが入り込んで
薄汚れた残念な色になっていた子がいて

薄い色は難しいな・・・と思いました。

では、どうする?

本革よりもクラリーノなどの人工皮革のほうが
傷や汚れに強いのと

光沢のあるパール加工だと傷があまり
目立たないので、

薄い色のランドセルを購入するなら
こちらが良いとされています。

透明のランドセルカバーをかけて
守ってあげるのも良いですね。

いよいよ汚れてしまったら
気に入った絵柄のランドセルカバーで
気分を変えるのもアリかなと思います。

 

ディズニー、サンリオなどキャラクター購入

キャラクターものは入学時には
可愛くて気に入って購入しても

高学年になると恥ずかしいと思うようになり
持ちたがらなくなるというハナシはよく聞きます。

キャラクターものは基本的に
品物は良いですから6年間使ってほしいですね。

買う時期での失敗

早く買いすぎる

売り切れなどの心配から
購入を急ぎすぎてしまい

入学までの間に子供の気が
変わってしまったという例もあります。

また、買った後に店で同じ商品が
安くなっているのを見て
悔しい思いをしたという話も聞きました。

買うのが遅すぎた

また、逆にのんびりしすぎて
人気の商品が売り切れてしまうこともあります。

私の場合、長女のランドセル購入で
遅いほど値段が下がると思って
3月末まで引っ張りました。

まだ女の子は赤、男の子は黒の時代ですが
流石に種類は少なくなっていました。

待った甲斐があって
1万円未満の価格で買えましたが
ちょっと娘が可愛そうになりました。

娘が3年生くらいから
リュックを持つようになったのは

こんな買い方をしたせいで
気に入っていなかったのかもしれないと

私が罪悪感を感じていたので
クラスの女子にリュックが流行ると
買い与えてしまいました。

息子の時もお正月が明けてから
行った店舗では種類がかなり少なくて

息子が欲しかった青色のランドセルは
A4のフラットファイルが
入らない大きさで諦めました。

私が勧める紺色を嫌がったので
結局青と黒の2色モノで選びました。

もっと他の店を廻れば良かったのに
どうして最初の1店舗目で決めたのか
今でも謎です。

買う時期としてはせめて年を超す前に
買ったほうがいいかもしれません。

サイズでの失敗

ある程度の厚みは必要

ランドセルの厚みはある程度あったほうが
良いと思います。

今どきは何処のメーカーのランドセルも
A4のフラットファイルが入るように
横幅は広くなっているのですが

厚みが少ないランドセルは
高学年になってから学習用具が入りきらず
余計な荷物を増やしてしまいます。

息子もそうなりがちで
厚みはもう少し欲しかったなと思います。

高学年の時はキチキチで
毎日むりやり道具を納めていた感じでした。

 

ランドセル購入時に重視すること

子供の意見を尊重する

子供は見た目で選びがちです。

金具やベルト、大きさ、重さなど
機能的なことや、

高学年になっても使い続けることなど
ある程度考慮すべき条件を
親が先に示したとしても

最後は子供が気に入ったものを
選ぶことが大切です。
 
そのほうがランドセルに愛着を持って
意外とブレずに使ってくれます。

あとからくよくよ考えるのは
大抵私のような母親だったりします。
 

汚れそうな淡い色であっても
ちょっぴり可愛すぎるデザインだとしても

そのランドセルを子供が大切に使うと
決めたのであれば唯一無二の一品です。

安さで選ぶなら割り切る

私が長女の時にしたように
徹底的に安さを求めるのも
あれはあれで良かったと思っています。

学年が進んで
ランドセルを持つ子が減っていき

リュックを持ちたがった時に
躊躇することなく買えました。

高級ランドセルを買っていたら
そうはいかなかったと思います。

男の子よりも女の子のほうが
おしゃれや流行に敏感です。

高学年になる頃には何が流行っているのか
先の事はわからないし

とりあえず安い商品の中から
子供にお気に入りの一品を選ばせてみるのも

今の時代の考え方のひとつとして
検討の余地はあると言えます。
 

保証書を必ず保管する

私はいざと言うときに
保証書を何処に仕舞ったのか
分からなくなってしまうタイプです。

ランドセルは6年間保証ですから
保管場所はまず忘れます。

実は息子は卒業の1ヵ月前に
雪道で転倒してランドセルを壊したんですが

あと卒業までわずかなので修理はせずに
家にあったリュックで間に合わせたから
良かったものの・・・

もっと早い段階で壊していたら
保証書が見つからなくて
修理は出来なかったと思います。

そう考えると保証書はお金と同じですね。
つとめて大切に扱いましょう!

ランドセル、気にするのは最初だけ

買う前はあれこれ悩んだランドセルも
入学して一週間も過ぎる頃には

単なる物入れでしかなくなっています。

入学して毎日が
未知との遭遇の子供たちは

もうランドセル選びで迷ったことなど
完全に過去になってしまいます。
 

息子は毎日学校から帰ってくると
床にドサリと投げおろす6年間でした。
   

外で体育の授業参観があった時、
グラウンドの片隅に

無造作に放置された沢山の
砂埃まみれのランドセルを見て
単なる物入なのだと確信しました。

だからランドセルを選ぶ時には

軽さか、機能か、見た目か、値段か

重視するポイントを絞って決めたら
それでいいと思います。

あとはもう何も気にせずに
いい買い物が出来た!と思った方が
心にやさしい日々がおくれます。
 

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