「アタシ、ママ友なんていらないし!」
娘が声高に宣言しました。
孫が来年小学校へ入学するにあたり
あれこれハナシをしていた時のことです。
母として一番気になるのがソレなの?
私はちょっぴり呆れながら、
いやいや・・・
ママたちにとっては
決して無関心でいられない問題なのだと
自分の過去を振り返りながら
娘にアドバイス出来るように
まとめてみました。
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辛すぎたママ友との付き合い方失敗例
現在アラサーの娘が保育園に入園したのは
1才前の春でした。
ママ友という言葉さえ
当時まだ無かったのですが
同じ年齢で入園した子が男の子ばかりの中
娘のほかに一人だけ
Aちゃんという女の子がいて
お母さんとも
自然と喋る機会が増えていきました。
ある日、Aちゃんのお母さんに
「電話番号教えてほしいんだけど」と言われ
気軽に教えたのが悪夢の始まりでした。
毎日、夜に電話がかかってきて
それも1度ではありません。
休みの日には昼も夜も関係なく
電話のベルが鳴ります。
その内容というのも
自分の姑や小姑の愚痴がほとんどで
一方的にしゃべります。
Aちゃんが風邪で具合が悪い時に
私に電話をかけてきて
「うちの子熱あるの!これから病院行ってくる!」
そのあと1時間くらいしてまた
「今、病院から帰ってきたの・・・」
この人はこんなふうに依存する相手が
ただ欲しかったのかと思いました。
別に私である必要もなかったのです。
私はいつ電話のベルが鳴るのかと
その恐怖で落ち着かなくなりました。
そしてとうとう電話線を抜くようになりました。
今のように携帯などない時代ですから
いつ他から緊急連絡が入るかも知れず
電話線を抜きっぱなしにも出来ません。
ある日、たまたま夫が出て
「何の用ですか?」と訊くと
「子供のことでちょっと・・・
昨日も電話に出てくれなかったし!」
と怒っていたらしいです。
私がはっきり「もう電話しないで」と
言えばよかったのですが
保育士さんに思わず
「Aちゃんのお母さんから毎日電話がくるんです」
と愚痴ったことかきっかけで収束しました。
「毎日毎日電話してごめんね!」と
怒りの一言をいただきました。
仕事と子育てに忙しい毎日でしたから
保育園の連絡帳で
保育士さんとやりとりをするだけで
精いっぱいだった私には
プライベートでまで保育園の関係者と
つきあう余裕はなかったのです。
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ママ友は作るもの?出来るもの?
乳児ながらも女の子は
それなりに仲良しの子が出来ていき
娘は数ヵ月後に入ったBちゃんと
一緒に遊ぶようになりました。
Bちゃんのお母さんもお迎えに来る時間が
一緒だったこともあり
段々Bちゃんのお母さんと
話す機会が増えていきました。
親子遠足などのイベントでも
いつも一緒でしたが
それは娘たちが一緒にいたから
自然とそうなったのです。
その後娘たちは仲良しのまま卒園し
私の家に遊びに来ることもありました。
小学校が違っても娘たちは
今でも連絡を取り合っており
親同士もお互いの近況の報告は続いています。
ママ友は、作ろうとするものではなく
子供に導かれて出来るものだと思います。
子供同士が仲良しで、親同士も気が合えば
自然と距離が縮まるものです。
ママ友は作るものではなく出来るもの。
だけど、出来なくても別に良い・・・と
気楽に考えるべきであり
子供同士が仲が良くても
その子のお母さんと気が合わなければ
無理してママ友でいる必要は
まったくありません。
親に関係なく、
子供同士が仲良くしたければ
仲良く遊ぶものですし
小学校へ入り成長するにしたがって
その傾向は強くなっていきます。
子供が毎日保育園や幼稚園生活を
楽しめることを最優先にしていると
自然とほかの人と
会話する機会は出来ていきます。
ママ友については
出来たらラッキー!くらいの気持ちで
いるくらいが丁度いいですね。
まとめ
ママ友についてはもう
気楽に考えて良いと思います。
ワタシの娘のように
要らない宣言までする必要も全くないし
作らなけらばと焦る必要もない・・・。
行事に参加しているうちに
顔なじみの人が出来て
自然と会話していくようになれば
それが一番良いですね。
わざわざ気の合わない人の中に
入ろうとしてストレス溜める必要は
全くありません。
「ぼっち」が恥ずかしい?
いやいや、自分をしっかり持った
大人の女性の証です。
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