洗濯機はドラム式と縦型どちらを選ぶ?双方のメリットとデメリット

新しい洗濯機を購入しようと考えた時、「ドラム式洗濯機にするべきか縦型の洗濯機にするべきか」で悩みます。

近年はドラム式洗濯機が主流になりつつありますが、「縦型の洗濯機の方が良い」と思う人も少なくありません。

やはり、双方のメリットとデメリットをしっかりと把握して、自分に合った方を選ぶのがベストですね。

今回はそんなドラム式洗濯機と縦型洗濯機についてじっくり比べてみました。

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ドラム式洗濯機のメリット

それでは、さっそくドラム式洗濯機のメリットから挙げていきましょう。

洗濯物を干す手間が省ける

ドラム式洗濯機のメリットは、何と言っても「乾燥まで全部やってくれる」ということでしょう。

洗濯できる量と乾燥ができる量に違いはありますが、そこまで多くない洗濯物の量であれば、「洗剤や柔軟剤を入れてスイッチを押すだけ」です。

乾燥まで一気にしてくれるので、「洗濯物を干す」という非常にめんどくさい作業がいらなくなるのです。

天気を気にしなくても良い

洗濯という家事にとって最大の敵は「天気」でした。

たくさん洗いたいのに天気が悪くて干せないとなると、すべて部屋干しするわけにもいかず困ってしまうものです。

前述した通りドラム式洗濯機は基本的に乾燥までをこなしてくれるので、雨が降っても問題なく洗濯することが可能なのです。

毛布なども洗える場合がある

あまりに大きい毛布などは洗うことができませんが、一般的な毛布くらいであればドラム式洗濯機で洗うことが可能です。

いちいちコインランドリーに行かなくても済むので、時間的なメリットがとても大きいのです。

花粉症対策になる

近年は花粉症の人がとても多いですが、ドラム式洗濯機ならば「外に干す」という作業がない為、「花粉症対策」となります。

花粉症の季節に洗濯物を外に干すと、高い確率で花粉が衣類に付いてしまいますので、服を着た瞬間に花粉症の症状が現れてしまうということもあります。

ドラム式洗濯機では、乾燥まで行ってくれるので、そういったリスクもカットできるわけです。

プライバシーが守られる

洗濯物を外に干すと、不特定多数の人にその衣類をさらすことになるので、気分的にあまり良くないですよね。

特に家族に女性がいるご家庭は、「下着泥棒」などのリスクも出てきてしまいます。

しかし、ドラム式洗濯機の場合は、家の外に干す機会がかなり少ない(乾きにくい物だけ外に干す場合もまれにあり)ので、プライバシーをさらさないで済むのです。

ドラム式洗濯機のデメリット

ドラム式洗濯機のメリットはとても多いですが、デメリットも少なからず存在します。

衣類の痛みが激しい

ドラム式洗濯機は、基本的に「叩いて洗濯する形式」です。

また、温風を当てて乾燥をするわけですから、必然的に衣類が痛みやすくなってしまうのです。

値段が高い

おそらく縦型洗濯機を購入する人の何割かは、「ドラム式にしたいけど高いから購入できない」という人がいるかと思います。

縦型洗濯機の2倍以上の金額の商品が多いので、気軽に購入できる商品ではないというのは、大きなデメリットと言えるでしょう。

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縦型洗濯機のメリット

ここまでドラム式洗濯機のメリットとデメリットを挙げてきましたが、ここからは「縦型洗濯機のメリットとデメリット」を挙げていきましょう。

まずはメリットですが、以下のようなことが挙げられます。

頑固な汚れもしっかり落とせる

水の量を多く使用し、洗剤と共に衣類を「こすり洗い」していくので、泥汚れなどのしつこい汚れも簡単に落としてくれます。

小さな子供のいるご家庭では、汚れて服を洗う頻度が高いので、洗浄力が高いというのは非常に大きなメリットとなるのです。

価格が安い

前述した通り、ドラム式洗濯機の価格は非常に高く、気軽に購入できるような商品ではありません。

しかし、縦型洗濯機の場合は、数万円~10万円程度で購入できる商品が多いので、経済的な負担が少なくて済みます。

洗濯機のサイズの種類も多く、環境に合ったサイズの商品を選べる

縦型洗濯機の場合、1人暮らし用の小さめの洗濯機から、大家族用の大容量タイプまで実に様々な種類の洗濯機が販売されています。

サイズ感は経済的に見ても作業のしやすさを考えても非常に重要なポイントなので、より環境に合った種類を選べるというのは大きなメリットだと言えるでしょう。

縦型洗濯機のデメリット

水を多く使うので、水道代金がかさむ

縦型洗濯機の場合、たっぷりの水を使用して洗濯を行っていくので、必然的に水道代がかさんでしまいます。

水道料金は住んでいる地域によって違いがあるので、住んでいる場所によってはかなり水道代金が高額になってしまうこともあるでしょう。

乾燥機能はあまり役に立たない

縦型洗濯機にも「乾燥機能」が付いている商品がありますが、総じてあまり乾燥のパワーは強くありません。

完全に乾かすことも難しくシワになりやすいため、実用性に乏しいと言えるでしょう。

まとめ

今回は、「ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のメリットとデメリット」について解説してきました。

ドラム式洗濯機も縦型洗濯機も、それぞれにメリットデメリットがあるということがおわかりいただけたかと思います。

価格や洗浄力、ランニングコストなどをしっかりと把握した上で、自分に合った方を購入しましょう。

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