学童保育の問題点に対応し夏休みや放課後をを上手く乗り切る考え方

小1の壁はいつの時代も
仕事を持つ親にとって悩みの種です。

新入学は喜びよりも不安のほうが
圧倒的に大きいですね。

多くの人が学童保育を
利用することになりますが

お迎えの時間に間に合わなかったり
夏休みなどの長期休暇には

子供が可哀想になってしまったりと
自分を責めてしまいがちです。

働く親にとっては大変ありがたい
学童保育ですが、実は問題点もあります。

予め知っておくと対策も立てやすいので
参考にしていただきたいと思います。

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学童保育の問題点

具体的にどんな問題点があるのでしょうか。

学童保育は開始時間が遅く終了時間が早い

地域に差はありますが公的学童保育の
ほとんどが朝は8時から夕方18時で終了です。

親のほうが早く出勤するときは
子供が戸締りをすることになります。

息子が行っていた小学校は
校舎の中に学童保育が設けられ

通常は夕方は17時までとなっており
それ以降は延長料金がかかっていました。

保育園は19時までの延長が普通ですので
延長しても18時までは厳しく
さらにお迎えまでとなると不可能です。

民間の学童保育は20時過ぎまで預るうえに
塾のように英語やプロムラミングが
学べるところが多くて最近人気です。

送迎もあって遠くても安心ですが
それなりに料金がかかります。

小学校の入学式は4月6日頃ですが
親はそれまで会社を休むわけにはいきません。

子供は入学前でも学童保育に行くことになる
ので、予め対応が必要になります。

低学年優先の為入れる保証がない

娘の時代は小学校3年生までしか
学童に入ることが出来ませんでしたが

2015年からは6年生までが対象になっています。

しかし、地域によって希望者が多い場合は
低学年でさえ待機児童になってしまいます。

大きくなるにつれて来年の保証がないことも
考えていかなければなりません。

学童保育は臨時休校に対応しない

インフルエンザなどで突然学級閉鎖に
なってしまった時、

自分の子供が元気でも
学童では受け入れてもらえません。

また台風などの悪天候で
突然、臨時休校になった時も

インフルエンザ同様、
ほとんどの施設では対応していません。

給食も無くなくなるので、
お昼の用意も必要になり頭が痛い問題です。

指導者の目が届きにくい

学童は保育園と違って指導者の人数が
圧倒的に少ないです。

そのため、子供同志のトラブルに
指導者が気が付かない場合があります。

娘が通っていた20年以上も昔には
男の子は取っ組み合いのケンカが多く
けがなどで問題になっていました。

娘の場合ですが、学童に常に置いている
お道具箱の中からお気に入りの
塗り絵が友達に盗まれてしまいました。

盗んだ子は自分のものだと言って
指導員にまで塗らせるというような
ことがありました。

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学童保育の問題への対応策

では、実際にどのように考えて
対応していけば良いでしょうか。

自宅を小学校と学童保育の近所にする

入学前からリサーチをして
自宅を小学校と学童保育との両方に
近い環境を作ることが安心を呼びます。
 

迎え時間に間に合わないことを想定して
明るいうちに子供が安全に帰れるように
学童保育の近所に住むと安心です。

息子が通っていた学童も
17時までは迎えは必要なかった為

夏は17時で、冬は16時半で
家に帰るようにさせていました。
 

特に夏休みなどの長期休暇は
毎日通うことになり

長い時間を一人で歩かせるのは
とても心配です。

仕事を続ける親にとっては
自宅と職場が近いほうが楽ですが

無事に小1の壁を乗り切るためにも
子供を最優先に考えて住居を決めたほうが
親も安心して仕事が出来ます。

可能なら職場に時短の申請をする

最近は多少は理解のある職場も
少しづつ増えてきましたが

まだまだそんな申し入れをするような
雰囲気でさえない会社も多いです。

職場の仲間の協力も得る必要があるので
簡単なことではありませんが

せめて子供が学童保育に慣れるまでの
少しの間だけでも

時間短縮を申し入れすればよかったと
娘のことは悔やむ気持ちでいます。

長期休暇は親や親せきに頼る

夏休みや冬休みなどの長期休暇で
学童へ通うだけの毎日の中に

変化があると子供が喜びます。

夫婦それぞれの実家や親せきに
数日子供を預かって貰えたら

子供にとってそれは特別の日になります。

実家や親せきなら親も安心して
仕事に行けるし

子供もせっかくの休みに
学童へ行かない日が出来て嬉しいですよね。

学童へ毎日通う子供にも
夏休みの非日常を作ってあげたいと
私は思っていました。

学童をやめたい子には留守番に慣れさせる

学童保育が合わない子供もいます。

実際、うちの娘も息子も2年生の途中で
行かなくなってしまいました。 

息子が小学生の時は
すでに私の母と同居していたので

行きたいときだけ学童で遊ぶという
自由な環境だったのですが

娘の時は両親共働きで一人っ子
というの環境の中、

最初から本人は行くのを嫌がっておりました。

せめて1年生のうちだけでもと
何とか行かせていましたが

当時は学童へ申し込んだ子供しか
出入りすることが出来なかったので
とても閉鎖的な雰囲気があり、

本当に遊びたい友達と遊べなかったのが
辛いようでした。

ちいさな子供でも早く帰って
ゆっくりしたい日もあるでしょうし

娘が学童へ行きたくない日は
早く帰宅させて一人で留守番をさせていました。

そうすることで自分で時間の使い方を覚えて
留守番も苦も無く出来るようになります。
 

楽しく毎日学童保育へ通える子は
心配はありませんが

うちの娘のようにどうしてもやめたい
と思う子どもには

少しづつ留守番に慣れさせて
学童保育をやめる日に備えるのも
ひとつの方法です。
 

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